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月刊 新世

気と骨編集記

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針生乾馬氏を掲載しました

2014/01/15

kenbagama_0221.jpg仙台市郊外の自然豊かな環境の中に、乾馬窯はあります。東日本大震災の被害は、沿岸部ほどではないにしろ、市内のあちこちで建物や地盤に深刻な打撃を与えました。乾馬窯も例外ではありませんでした。

登り窯も、大型のガス窯も崩れて使用不能に。しかし、針生家の皆さんは、自分たちよりも酷い境遇におかれている人々への支援が、優先されるべきだと、震災後の日々を耐えました。こちらばかりか、各地で多数の窯を破壊した大震災、窯の修理の人も物資も不足していましたが、四世乾馬氏を筆頭に、再び焼成が始められる日をあきらめずに過ごされました。
ルーツは、江戸時代伊達藩御用の堤焼。今では、伝統の器を焼く炎は再び立派に燃えています。二人の頼もしい息子さんたちに続き、お孫さんも伝統の継承に参加されています。民芸運動の浜田庄司氏にも訪れ、一度は窯を開こうかと思わせたほどの「用の美」を体現する土と環境に恵まれた地。不屈の当主が、病による視力の低下を乗り越えて、極みの向こう側へと、日々精進されていらっしゃいます。
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□初出/『新世』平成26年1月号
□取材協力/堤焼 乾馬釜
□参考資料/『四世針生乾馬語り』(2005, 笹氣出版)
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編集記

[気と骨]に関しての新しい情報、製作記録、掲載させて頂いた方の関連情報など。[気と骨]は、月刊誌『新世』(倫理研究所発行・20万部)に平成22年4月号より掲載中

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